集客が鍵!個人経営の学塾塾開業のコツを徹底的に解説

塾はやはり大手企業が有利なのか?

個人事業で塾を開業する際にもっとも心配なのは「大手と競合して大丈夫か?」という点でしょう。大丈夫です。たしかに大手と真っ向からぶつかれば負けてしまいますが、真っ向からぶつからないように差別化したり、ニッチな需要を拾ったり、大手にできないような細かいサービスをしたりなど戦い方はたくさんあります。

スモールからスタートでき、生徒との距離が近いのは個人経営の大きな強みです。戦略次第で十分に安定した経営もできますので、自信を持って行きましょう。

個人経営の塾を成功させる鍵となる3要素

個人経営の塾を成功させるのには鍵となる3つの要素があります。それは「集客」「固定費の削減」「授業の質」です。個別に説明していきます。

集客

学習塾に限らず、集客は個人事業が成功するために最も重要と言っても過言ではありません。「新しくオープンしたお店に半年後に行ってみたら潰れていた」という経験が無いでしょうか?多くの場合、あれは事前に予測したほどお客様が来ずに赤字が続き、資金が枯渇して潰れてしまっているのです。

学習塾も同じです。どれだけ万全に順位を整えて、質のよい授業のカリキュラムを考えても、顧客となる生徒の保護者に伝わらなければ生徒は増えません。生徒が増えなければ授業料も増えず、お金が出ていくばかりになります。

「収入は十分にあるが、やり繰りが下手で赤字になっている」という状態ならなんとかなるのです。しかし、収入が十分に入ってこないのではいくら経費を節約してもどうにもなりません。個人経営で開業する場合は資金が限られていることも多いため、いち早く集客の仕組みを作るのが重要なのです。

固定費の節約

集客をするのと同時に、固定費も節約しましょう。経費は固定費と変動費に分かれます。固定費は売上がゼロでも必ず出ていくお金、変動費は売上に応じて増えていくお金です。たとえば小売店の場合は仕入原価が変動費になります。売れば売るほど仕入れ額も増えるからです。学習塾の場合、仕入は無いので、交通費やコピー代、事務用品や消耗品が変動費になります。

固定費は家賃や人件費、光熱費などです。学習塾の場合、固定費のほうが経営を圧迫することが多いため、固定費の節約が非常に重要です。

授業の質の向上と差別化

収入や支出の管理だけでは本質的な事業とはなりません。学習塾のコアバリューはなんと言っても授業の質でしょう。成績を上げればよいというだけではなく、大手との差別化も意識しなければなりません。

大手ができないような授業を行いましょう。たとえば少人数制で個別にきめ細かい指導をするというのは大手ではやりにくいやり方です。経営者が生徒たち全員を直接教えられるのが個人経営の強みなのでその部分をアピールしていきましょう。

個人経営の塾を軌道に乗せるための具体的施策

個人経営の塾を開業する際の3つの鍵は上で述べた通りです。それらを実現するために、具体的に何をすればよいのか、さまざまな施策が考えられますが、最低でも以下の3つは抑えておきましょう。

固定費を削減する方法

固定費を削減する方法はいろいろ考えられます。

  • 電気代の料金プランや電力会社の見直し
  • 複合機をリースせずにコンビニのマルチコピー機を使う
  • 固定電話とネット回線をセットで申し込む

まず、電気代は安い料金プランがないか見直しをしましょう。電力会社の変更も考慮したほうがよいです。複合機はリースにすると月額料金が高くなる傾向にあります。あまりコピーを使わないならコンビニのマルチコピー機で済ませてしまうのも1つの方法です。固定電話はネット回線とセットで申し込むと安くなる場合があります。光回線にはオプションで光電話が付いているプランもあり、ネット料金にプラス数百円程度の上乗せで利用できます。

個人の実績を前面に出す

個人事業が法人と違うのは、塾長が生徒1人ひとりを把握できるという点です。これは学習塾のような人と人との繋がりが重要な事業では大きな強みとなります。開業に際して、個人の実績をアピールできるのです。

たとえばあなたが高学歴だったり、有名な予備校の元講師だったりする場合はそれを全面に出しましょう。そのような受験のエキスパートの塾長から直接指導してもらえるというのは大手の法人にはないメリットです。塾長がエキスパートである法人はたくさんありますが、大きな規模の法人になればなるほど塾長と生徒たちの距離は離れるからです。

生徒との距離が近いのが個人経営のメリットですので、ご自身の実績と絡めてアピールしていきましょう。

ホームページを作って集客する

まず個人経営の塾にはホームページが必要です。塾はネットビジネスではなくリアルのビジネスですが、最近ではリアルのビジネスもネットでの集客が必須となっています。ネットにおけるホームページとはリアルにおける社屋と同じ意味を持ちます。会社の信用度を表すのです。

もしあなたがネットで何か買うとして、ホームページすらないような会社から買うでしょうか?怪しげな会社だと思って買わない人が多いでしょう。学習塾も同じです。

お客様だけではなく、金融機関や取引先もホームページで取引相手の信頼性を判断します。金融機関の中には法人口座の開設や融資を申し込む際にホームページが審査に影響することが少なくありません。経営を起動に載せるためにも、しっかりとしたプロ仕様のホームページを作っておきましょう。

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