学習塾の集客がうまくいかない原因と対策法、注意点を徹底解説

昨今、塾も通学するお子さんに合わせて、多様化されており形態もさまざま。個人塾や集団塾、オンライン塾、規模も大手から個人塾、大規模から小規模まで多種多様です。
大規模塾のPRはテレビCMなどで目にします。しかし、個人、小規模の塾についてはそのような大規模な施策は打てません。個人、小規模の塾はどのような方法でPRを行えばより良い集客ができるのでしょうか?今回は、小規模塾の集客方法と、その注意点について具体的な方法も交えながら徹底解説します。

集客できない原因は?

集客ができない、集客をしているが効果が得られないと感じている場合は何かしら、ターゲットである保護者や生徒に刺さるものがないなどの原因があるはずです。集客ができない原因を探ってみましょう。

①PRの不足

やはりここは最も重要なポイントです。PRしているつもりでも、物理的な数や量が足りていない場合、効果のあるPRが不足しているという場合もあります。絶対数が少なければ、効果も期待できません。

②ターゲットが明確でない

PRを行うターゲットは重要です。最も塾に通ってほしい層にターゲットは絞りきれているでしょうか?ご自身の塾のターゲットが幼児・小学生であれば、通塾を決めるのは保護者です。この場合は保護者に向けてのPRを行います。中高生の場合は、自分で決める場合もあるでしょう。この場合は生徒・学生に向けて魅力的と感じられるようなPRをする必要があります。保護者向けなのか、生徒むけなのか、ターゲットをしっかり見極めましょう。

③授業や講師の質が低い

近年、ほとんどの学習塾は体験授業を実施しています。授業を体験してみて、授業の質や雰囲気、講師の対応などをしっかりチェックした上で通塾を決める保護者や生徒がほとんどです。そのため、体験授業の質、講師の対応が悪かったなど、マイナスの対応があると入塾してくれません。体験の申込数は多いのに、入塾につながらない場合は体験授業の内容や講師の対応も見直してみましょう。

④強み弱みの理解不足

自身の塾の強みや弱みを分析し、理解を深めているでしょうか?塾は大手から小規模まで多数存在します。その中で保護者や生徒に選ばれるためには、やはり「ここが違う」という強みをPR
していきましょう。ときおり、入会費や月謝の安さを売りにする塾もありますが、生徒が通塾する理由からも、安さは強みやアピールにはなりません。実績では生徒数や分母の大きい大手には敵いません。しかし、大手や大規模では手が届かない、指導のきめ細かさや講師の人柄など、小規模ならではの「生徒への寄り添い方」など強みもたくさんあると思います。弱みがある場合には、強みとともに見直しながら強みに変えていきましょう。

具体的な集客方法と改善点

具体的に効果的な集客方法と改善点は何か考えていきましょう。

①キャンペーンの実施

入塾のきっかけとしてキャンペーンは大きなカギとなります。家庭で入塾を検討するのは、やはり進級、長期の休み明けなど節目の時期になるからです。春の入塾キャンペーン、夏期講習の入塾キャンペーン、友達紹介キャンペーンなど、その時期のみの特典などもきっかけとしては大きいものです。実施しても効果が出ていない場合は、キャンペーンの時期や特典の内容に不足がないか見直してみましょう。

②チラシ配布・設置

チラシは学習塾にとっては一般的な広告媒体です。効果が出ていない場合には、チラシの内容や設置場所、配布方法に不足があることが考えられます。チラシを打っても、内容が響くものでなければ入塾には結びつきません。たとえば、人気のある塾とチラシを比較して、何がどのように足りていないのか、比較してみることや、きちんと先に述べたような強みがアピールできているかなど見直してみましょう。

③SNSの活用

塾のSNSの活用は昨今どんどん増えています。とくに、中高生をターゲットとしている塾については絶対的に必要なのではないでしょうか。お知らせなどだけの活用では中々フォロワーも増えません。それでは何のアピールにもなりませんので、塾の雰囲気や面白さが伝わる投稿を心がけると良いかもしれません。しかし、近年コンプライアンスの部分や、プライバシーの問題もありますので、生徒の写り込みなどには投稿の際に注意をはらいたいものです。

④ホームページの活用

ホームページは塾の顔、大きな看板といっても過言ではありません。保護者はネットの情報で塾の口コミを見たりホームページの雰囲気でどのような塾か調べます。検索キーワードを盛り込んだブログを活用したりしながら、ホームページが検索の上位にくるようにするなど日々の積み重ねもPRの一環となります。

⑤体験学習の実施

先にも述べたように、入塾のきっかけは体験学習が大きなポイントです。入塾したいときに体験学習をしていないと足を運んでもらえません。体験学習については、いつでも受け入れる体制を整え、気軽にきてもらえるような雰囲気を作り出しましょう。

集客の際の注意点

最後に、集客の際の注意点について述べます。以下の3点に注意しましょう。

①塾生の満足度の向上を図る

最近、さまざまな場面でものを選ぶときに使われるのが「口コミ」です。塾の場合、その根源となるのは既存の生徒とその保護者です。口コミサイトでは、通った人の口コミがしっかり書かれているからです。既存の塾生の満足が高ければ口コミのサイトの評価も高くなります。塾生やその保護者が希望者を誘ってくれることもあります。集客にはしっかり足元を固め、既存の生徒の満足度も高めていきましょう。

②集客方法の見直し改善

さまざまな集客を行なっていくことで、うまくいった、そうでなかったなどがあるでしょう。しかし、集客やPRの方法は日々見直し、改善が必要です。チラシやホームページも効果がなければ内容の見直し、ポータルサイトなども更新が必要です。データを取りながら日々見直しや改善を行なってください。

③ホームページの作成はツールを使おう

ホームページの作成をWEB制作会社に頼むと、非常に高額な費用がかかります。おそらくその金額を聞いておどろくでしょう。しかし、最近はかんたんにホームページが作れるツールが提供されていて、これを利用することで集客に適したホームページを安価に作成できます。
chottoもそのようなツールの1つです。学習塾のホームページ作成はchottoにお任せください。

まとめ

集客にはさまざまな方法があります。いずれの方法でも、ターゲットを絞りながら、そのターゲットに響くPR方法やアピールを行なっていくことが大切です。PRする内容も自身の塾の強みを見据えながら、的確な情報提供が行えているか見直しや改善を行なっていきましょう。しかし、PRだけでなく、足元も見据えて既存の生徒の満足を上げていくことで口コミや評判を高めることも大きなコマーシャルになります。さまざまな角度から効果的な集客を行なってみてください。