学習塾や個人塾のホームページはテンプレートで十分だと僕が思う理由

【お知らせ】塾専用HP作成サービス

こんにちは、「chotto」の開発と運営をしているタカフミです。

塾や教室の開校に向けて必要になるものの一つにホームページがあります。

せっかくホームページを作るのだから、テンプレートを使った出来合いのものではなくオリジナリティのあるデザインにしたいと思われる方が多いかと思います。

愛着のある教室のホームページですから、お洒落なホームページを作りたくなる気持ちは分かるのですが、私個人の意見としては「テンプレート」のデザインを使うのがベターだと考えています。

この記事ではその理由についてお話したいと思います。

スマホユーザーが増えてきているので、デザインでホームページを見せることが難しい

スマートフォンの普及に伴って、現在ではスマホからホームページを閲覧する人が全体の80%になってきています。みなさんもちょっとした調べ物だったら、わざわざパソコンを開かずにスマホで検索することがほとんどではないでしょうか。

パソコン等の大きな画面で見る人が大半だった時代であれば、キャンバスサイズが大きいため余白や装飾などを使った「デザインで魅せる」ホームページを作ることが可能でした。

ですが、スマホの画面サイズとなるとキャンバスサイズも小さくなり、限られた画面領域を使うためデザインで魅せることもよりも、どんな内容（コンテンツ）を見せるかが大事になってきています。

さすがに、インターネット黎明期のような古臭いホームページのデザインだと困りますが（笑）、シンプルなデザインのホームページであれば問題ないかと思います。

テンプレートのデザインをオススメする2つ目の理由として、ユーザーとなる「保護者様」「生徒様」が知りたがっている情報をもれなく載せられるということがあります。

一から自分で作ろうとすると、ついついデザインに気を取られて「もっとトップを格好良くしたい」「背景にお洒落な画像を使いたい」「ボタンにアニメーションを付けて目立つようにしたい」などコンテンツとは直接関係のないデザイン面に時間を使ってしまいがちです。

作業に慣れていれば問題ないのですが、うまくいかずに疲れてしまって「どんなコンテンツを載せる」かという肝心の部分がおろそかになってしまいます。

その点、テンプレートのものであれば入力する内容が決まっているので「料金」「コース内容」「受講生の声」といった、ユーザーが本当に必要としている情報をしっかりと伝えることができます。

保護者様や生徒様の立場になって考えてみると分かるのですが、特定の検索キーワードからホームページに訪れているので、その人達が知りたい情報がしっかりホームページに掲載されていればサイトの役割としては十分果たしていると言えます。

ダサく思われないような最低限のデザインのホームページになっていれば、ユーザーは「このホームページのトップに使われている写真が気に入らないから問合せするのやめよう」ということにはならないはずです。

大手塾さんであればブランド力を高めるためにオリジナリティのあるデザインにこだわる必要があるかと思うのですが、個人でされている学習塾さんの場合でしたらデザインよりもコンテンツに注力した方が問合せに繋がりやすいと思っています。

大切なことなのでもう一度言いますが、「内容（コンテンツ）＞デザイン」を意識してホームページを更新・運用していくことが重要になってきます。

自分で納得行くまでオリジナリティのあるホームページを作った場合によくあるのが、見た目はお洒落で格好いいのに、問合せボタンが分かりづらいところにあったり、ページの階層がしっかりと出来ておらず見づらいホームページになってしまっていることがあります。

さらには、パソコンでは見やすいけれどスマホで見た場合に文字が小さすぎて読みづらかったり、メニュー構成が適当で目的のページになかなか辿り着けないホームページになってしまうことがあります。

そんなホームページだとユーザーは「なんか見づらいし、もういいや」と離脱に繋がってしまい非常にもったいないことになります。

一般の方がパソコンとスマホの両方を意識したホームページ制作をすることは難しいため、そういうことを考えるとユーザービリティが最初から考慮されたテンプレートを使うのが絶対にオススメです。

テンプレートのデザインであれば、しっかりと考えて設計されているためホームページを見ているユーザーが問合せをしたい時に、すぐに問合せページに行けるような導線を作ることができます。

ホームページ作成にテンプレートを使うことにネガティブな印象をもたれる方が多いかと思いますが、作成期間や運用面、集客を考えた場合にはホームページの機能がしっかりと担保されたテンプレートのデザインがベターだと僕は考えています。