【オンライン塾開業】特徴や手順・失敗しないための戦略をご紹介

近年、学校でもリモート授業を取り入れている影響で、塾業界でもオンライン塾の注目が高まっています。
そのため、オンライン塾を開業したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

オンライン塾を開業するには、一般塾との違いを理解し、差別化を図ることがポイントです。
さらに、しっかりと戦略を練り集客に力を入れることが、成功するための秘訣といえます。

この記事では、オンライン塾の特徴や開業までの手順、開業の方法と必要な資金相場を解説します。
成功するためのポイントもご紹介しているため、オンライン塾の開業を検討している方はぜひ参考にしてください。

オンライン塾を開業するうえで知っておきたいポイント

オンライン塾とは、インターネットを活用しオンライン上で授業を行う塾です。
録画した授業を配信するのではなく、オンライン上でリアルタイムにやりとりができるのが特徴です。

どこでも授業ができ、オンライン上で完結することは便利ですが、生徒との関係性を築きにくいというデメリットがあります。
そのため、ただ授業を行うのではなく、生徒とコミュニケーションがとれる時間を作るなど工夫するとよいでしょう。

また、オンライン塾は全国の生徒をターゲットにできるため、集客の幅が広がります。
さらに一般的な塾と異なり場所を確保する必要がないため、コストを抑えて開業・経営できるメリットも。
しかし、その分経費の把握がしにくいため、きちんと資金を管理する必要があります。

オンライン塾を開業するまでの手順【4ステップ】

次に、オンライン塾を開業するまでの手順を、4つのステップに分けてご紹介します。
正しい手順を踏むことで、スムーズに開業でき失敗のリスクを減らせるでしょう。

塾のコンセプトや経営内容をまとめる

まずは、塾のコンセプトや経営内容をまとめ、計画を立てます。
塾の強みや他の塾と差別化する部分を考え、どのように経営していくのかを具体化します。
ここでは、目的やターゲットを明確にすることがポイントです。

生徒の満足度を高めるには、ニーズを正しく把握する必要があります。
ターゲットを絞り、どのようなサービスを求めているのかを考えましょう。

インターネット環境を整えサイトを立ち上げる

次に、インターネット環境を整え、パソコンの周辺機器をそろえます。
オンライン塾では、インターネット環境の影響を受けやすいため、光回線など安定した回線を選ぶことが大切です。
さらに、授業を行う際に使うカメラやマイク、照明などもあると質の高い授業を提供できるでしょう。

インターネット環境や必要機器が整ったら、オンライン塾専用のWebサイトを開設します。
さらに、オンライン授業で使用する「Zoom」や「Skype」などのツールも準備します。
他にも、オンライン授業の際に活用できるツールは数多くあるため、自分に合ったものを探しましょう。

開業届などの公的手続きを済ます

オンライン塾を開業し経営するには、いくつかの手続きが必要です。
手続きに必要な書類は、以下の通りです。

  • 個人事業の開業・廃業等届出書(開業届)
  • 所得税の青色申告承認申請書(開業届と一緒に提出)
  • 事業開始等申告書(都道府県税事務所へ提出)

開業届の提出と青色申告は、管轄の税務署で行います。
書式は税務署のホームページからダウンロード可能です。

事業開始等申告書は、各都道府県へ提出しますが、自治体によって書式や提出場所が異なります。
自分の地域ではどのように対応すべきか、事前に確認しましょう。

集客のための広告を掲載する

オンライン塾を開業したら、PR活動を行いましょう。
ただ開業するだけでは、生徒は集まりません。
広告を掲載したりホームページやSNSを活用したりして、積極的に集客を行いましょう。

オンライン塾を開業する方法と必要な資金相場

実際にオンライン塾を開業するには、どれほどの資金が必要なのでしょうか。
ここでは、オンライン塾の開業に必要な初期費用の相場をまとめました。
今回は、個人での開業とフランチャイズを利用する場合の2パターンをご紹介します。

個人開業の場合

個人でオンライン塾を開業する際に必要となる初期費用の相場は、約10万円です。
ここには、インターネット環境や必要機器の費用も含まれます。

個人で開業するには、WordPressなどのサイトや既存のオンライン塾に特化したツールを使い、自分でサイトを構築します。
無料でサイト構築も可能ですが、セキュリティや機能、デザインの精度を考えると有料のものがおすすめです。
この場合、サーバー契約や有料ツール・デザインの使用料で、数千円~1万円/月程度ランニングコストがかかります。

フランチャイズを利用した場合

フランチャイズとは、本部となる親企業にロイヤリティ(対価)を支払い加盟店となることです。
必要初期費用は、100~200万円ほどが相場です。

ノウハウを学べるため未経験者でも始めやすく、サポート体制が整っているので、運営に専念しやすいというメリットがあります。
さらに、広告などのPR活動は本部が行うため、高い集客効果が期待できます。
しかし、本部の運営方法に従う必要があり自由に経営できない点や、費用が高額な点がデメリットといえるでしょう。

開業資金を十分用意できるのであれば、選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

オンライン塾の開業を成功させるために必要なこと

オンライン塾を開業する際、効果的な戦略を立てずに進めると失敗してしまうことも。
そこで最後に、オンライン塾の開業を成功させるためのポイントをお伝えします。
これらのポイントを意識して戦略を練りましょう。

塾の強みや差別化できる部分をアピールする

オンライン塾を開業するうえで重要となるのが、強みや差別化できる部分をしっかりとアピールすることです。
数あるオンライン塾の中で自分の塾を選んでもらうには、他との差別化を図る必要があります。

そのためには、ターゲットを絞り生徒のニーズを正しく把握しましょう。
ターゲット層が広いと、特徴や強みがぼやけてしまい、自分の塾を選んでもらう決定打になりません。

ターゲットを絞り、自分の塾にしかない強みを作りましょう。
そうすることで「この塾しかない!」と思わせられます。

広告掲載など集客に力を入れる

次に大切なことは、集客に力を入れることです。
集客の方法や内容によって効果が大きく異なります。
広告を掲載したり、ホームページやSNSを活用し宣伝したり、ターゲットに見合った集客方法を考えましょう。

また、授業の無料体験などの開催も効果的です。
実際に授業の雰囲気を感じられると、入塾につながりやすいでしょう。

オンライン塾のホームページ作成なら「chotto」

オンライン塾専用のホームページを作成することで、集客効果を高められるだけでなく、生徒や保護者の信頼感を得ることが可能です。

そこでおすすめなのが、塾のホームページ作りに特化したサイトの「chottoです。
塾のホームページに必要な情報をまとめたテンプレートを活用するだけで、簡単にホームページを作成できます。
さらに、チャットでのサポートも受けられるため、使い方が分からなくても安心して利用できます。

料金プランは以下の2つです。

  • スタートプラン(ちょっとした塾のサイトが欲しい方向けプラン):500円(税別)/月
  • ライトプラン(SEOや集客に力を入れたい方向けプラン):3,500円(税別)/月

効率よく塾のホームページを作りたい方は、利用してみてはいかがでしょうか。
詳しい特徴やプラン内容は、以下の公式サイトをご覧ください。

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まとめ

オンライン塾を開業する際は、事前にしっかりと計画を立て、正しい手順で進めましょう。
そして、ターゲットを絞り生徒のニーズに合ったサービスを提供することが大切です。

オンライン塾の開業を成功させるには、自分の塾にしかない強みを作り、他との差別化を図ることがポイントです。
さらに、ターゲットに見合ったPR活動を行うことで、高い集客効果を期待できるでしょう。

オンライン塾をどのように開業したらよいのか迷っている方は、ぜひこの記事をお役立てください。