【英語塾の開業】手順や方法・成功させるポイントをご紹介!

小学校での外国語活動が必修化となり、日本での英語力向上への取り組みが本格化しています。
それにともない、子供に英語を習わせたいと考える保護者も多く、英語を学べる場の需要が高まりつつあります。

このような背景より、英語塾を開業しようと考えている方もいるのではないでしょうか?
塾の開業を成功させるには、いくつかのポイントがあります。

そこで今回は、英語塾を開業するまでの流れや方法、成功させるポイントをご紹介します。

英語力を活かしたい方や自分の塾を開業したい方は、ぜひ参考にしてください。

英語塾を開業するうえでアピールできる資格・スキル

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英語塾を開業して生徒や保護者から信頼を得るには、自分の英語力や経歴をアピールすることが大切です。

まずは、英語力を証明できる資格やスキルをご紹介します。

検定や資格取得

英語力の証明に有効なのが、検定や資格です。

以下に、英語力を証明できる検定や資格の一例をまとめました。

  • TOEIC®
  • TOEFL®
  • 英検(実用英語技能検定)
  • IELTS
  • 日商ビジネス英語検定
  • TOBIS(ビジネス通訳検定)
  • JTA公認 翻訳専門職

TOEIC®や英検などは、自分の英語力を数字化できるため、生徒や保護者の信頼を得やすいでしょう。
他には、通訳などの資格も英語力をアピールできる要素のひとつです。

英語の指導経験

今まで英語を指導していた経歴も、生徒や保護者からの信頼につながります。

英語塾を開業するのに、教育職員免許状(以下:教員免許)など特別な資格は不要です。
しかし、学校の成績アップや受験対策目的で塾を開業するのであれば、指導経験や教員免許の有無は、印象や信頼に大きく影響するでしょう。

海外移住・留学経験

英語の指導経験や資格がない方でも、海外に住んでいた経験や留学経験がある場合は、十分英語力の証明になります。

ビジネスや海外留学向けの塾の開業には、実践的な英語力を求める生徒が多いでしょう。
そのため、流暢な発音や言い回しなど、現地での経験にて培ったネイティブ英語は大いに役立ちます。

英語塾開業までの流れ

英語塾の開業の流れは以下の通りです。

  1. 事業計画・資金調達
  2. 物件選び・スタッフ採用
  3. 内装工事・備品調達
  4. 公的手続き
  5. 集客

自宅での開業や、個人塾の開業を考えている方は「2.物件選び・スタッフ採用」は必要ありません。
状況に応じて手続きの内容や手順が多少変わることもありますが、基本はこの流れで進めれば問題ないでしょう。

塾開業の手順について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

塾の開業に必要なものはなに?届け出・物件・備品を徹底解説

英語塾を開業する方法

英語塾の主な開業方法は3つあります。

それぞれの特徴をまとめました。
事業の規模と予算に合わせて検討しましょう。

自宅の一室を塾として使用する

個人塾や小規模な塾であれば、自宅でも開業可能です。
自宅の空き部屋を教室として改装すれば、すぐに塾として稼働できます。

物件を新たに借りる必要がないため、初期費用を抑えられ、手間が省けます。

ただし、プライベートと混在しやすいため注意が必要です。
近隣の住宅や環境にも配慮しましょう。

物件を借りる

自宅で塾を開業するのに抵抗のある方や空き部屋がない方は、物件を契約して塾として利用しましょう。
自分で立地などを検討したうえで、好きな場所を選べます。

しかし物件を借りるには、契約時の初期費用と毎月の家賃がかかります。
自宅で開業する方法に比べて、ある程度の資金が必要になるでしょう。

フランチャイズを活用する

塾を開業するには、フランチャイズを利用する方法もあります。

フランチャイズとは、本部となる親企業にロイヤリティ(対価)を支払い、自分の塾が加盟店になることです。
サポート体制が整っており、初めて塾を開業する方も安心して運営に専念できます。
さらに、本部が集客してくれることもあるため、高い集客効果を期待できるでしょう。

しかしフランチャイズに加入するには、加盟金が数百万円ほどかかり、さらに毎月ロイヤリティを支払わなければなりません。
また、本部の運営方法に従う必要があるため、自由が限られてしまいます。

開業資金に余裕がある場合は、検討してみてはいかがでしょうか。

英語塾を開業するために必要な資金相場

英語塾の開業資金の相場は、300~500万円ほどといわれています。
開業資金には初期費用だけでなく、塾を運営していくうえでかかる継続的な支出(ランニングコスト)も含まれます。

必要となる開業資金は、事業規模や内容によっても異なるため、具体的な資金計画を立てることが大切です。
経営が安定するまでの期間困らないよう、余裕を持った資金計画を立てましょう。

塾の開業資金の内訳などについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

塾の開業に必要な資金は?内訳と節約ポイントについて解説

英語塾の開業を成功させる3つのポイント

最後に、英語塾の開業を成功させる3つのポイントをご紹介します。

これらのポイントを意識することで効率的に英語塾を開業でき、安定した経営基盤が作れます。
ぜひ実践してみましょう。

ターゲットをしぼる

英語塾では、どこをターゲットにするかによって提供すべき授業やサービスが変わります。
大きくわけて以下の3パターンが考えられるでしょう。

【小学生】英会話

英語に慣れることや、楽しさを引き出すことが目的です。
ゲームや音楽などの要素を取り入れ、楽しく学べる授業を提供しましょう。

【中学生・高校生】成績アップや受験対策

幅広いレベルの生徒に対応するため、充実したカリキュラムが必要です。
受験対策では、受験校に合わせた指導が求められます。
英語の指導経験があると有効でしょう。

【大学生・社会人】ビジネス英会話・留学対策

大人になってから英語を学び直したい方から、仕事や留学で使える実践的な英語力を身につけたい方など、幅広いターゲットが予想されます。
レベルや目的に合わせた、複数のカリキュラムを作るとよいでしょう。
海外生活経験があると有効です。

ターゲットを絞ることでニーズを満たしたサービスを提供でき、生徒が集まりやすくなります。

他の塾との差別化を図る

英語塾を開業したら、認知度を高めるため集客に力を入れましょう。
しかし、やみくもに集客しても期待する効果は得られず、時間やコストが無駄になってしまうことも。
そのため、計画的に集客方法を考えることがポイントです。

詳しい集客方法を知りたい方は、以下の記事をご参考にしてください。

【厳選】効果的な塾の集客方法!今すぐはじめられるおすすめ5選

そして、英語塾の集客におすすめなのが「ホームページ」です。
ホームページを作成することで、必要な情報をまとめられ、効果的な集客が可能です。

英語塾のホームページ作成には「chotto」の、ホームページ作成ツールを活用してみましょう。


用意されているテンプレートに必要な情報を入力するだけで、簡単にホームページの作成が可能です。
他にも、ホームページの作成や運営に関する手厚いサポートも受けられ、初心者の方でも安心です。

料金やサービス内容に関しては、以下の公式サイトをご覧ください。

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まとめ

小学校での外国語活動が必修化となった背景から、英語塾の需要が高まっています。

しかし、英語塾を開業して安定した経営を維持するには、生徒を増やしつつ経営にかかる費用を抑えることがポイントです。
生徒を増やすには、自塾の英語力をアピールし他の塾との差別化を図りましょう。

また、計画的に集客することで効率よく生徒を増やせます。
ホームページの作成を検討している方は「chotto」を利用してみてはいかがでしょうか。