個人塾なら制作会社に頼るよりも自分でホームページを作った方が絶対いい

こんにちは、「chotto」の開発と運営をしているタカフミです。

個人で塾を経営されている方でホームページを制作会社に依頼した方がいいのか、ホームページが作成できるサービスなどを使って自分で作った方がいいのか悩まれるかと思います。

私の個人的な意見にはなりますが、個人塾のように時間も予算も限られている場合であれば「絶対に自分でホームページを作った方がいい」と考えています。

この記事ではその理由についてお話したいと思います。

効果があるか分からないホームページにいきなり投資するのは危険

制作会社に依頼する場合、一番のネックとなるのが初期費用の高さです。

会社によっては値段はまちまちですが、完全にオーダーメイドされたホームページを作る場合であれば30万〜60万円ほどかかるのが一般的です。さらに、これに追加する形で「保守・管理費用」などの名目で月額1万円がかかるケースが少なくありません。

これだけの初期費用と月額費用をかけて、しっかりと集客に繋がるホームページになっていればいいのですが「蓋を開けてみたら全然集客できていない…」という事が現実にはよくあります。

なぜこの様なことが起きるかというと、マーケティングの失敗にあると僕は思っています。ここでは詳しくお話しませんが、塾にとって本来のお客様であるユーザーに刺さらないサイト構成などになっていることが考えられます。

30万前後の金額のホームページ制作となると、マーケティング的な要素はほとんど考慮されずデザインとプログラミング(実際にホームページを作る作業)だけとなってしまうため無理もない話かと思います。

どの程度の効果があるのか分からないホームページに、いきなり投資するのは危険だと私はおもっています。それであれば、月額費用の負担が少ないサービスを使ってホームページを運用されるのがいいと考えています。

ちなみに私が開発している塾向けのホームページ作成サービスであれば、同じ30万円でも25年間運用できる金額となっており、ゆっくりと時間をかけながら自分で改善しながらやっていかれる方が長い目で見ても絶対に良いです。

自分で更新できないホームページほど不便なものはない

ここに大きな写真を置いて」「ここには講師紹介の動画を設置して」といったように、思い通りのデザインやレイアウトのホームページを制作会社に作ってもらう場合、HTMLなどのマークアップ言語を使ってコーディングして作られるケースがほとんどです。

プログラマーさんが一つ一つ、手を動かしながらオーダーメイドでホームページを作ってくれるため完成したホームページの見た目もお洒落で格好いいものになります。

ただ、ここで気をつけないといけない事があります。

それは「デザイン性の高さと更新のしやすさ」は常にトレードオフの関係にあるということです。

デザイン性の高いホームページはHTMLで直接書かれているため、一般の人が自分で好きな時に編集、更新するのは容易なことではないことが分かるかと思います。

制作会社によっては「更新される際にはメールにてご連絡ください」となっているところがありますが、いざ更新依頼を出してもレスポンスが遅かったり、更新内容が間違って伝わってしまっていて、かえって手間がかかってしまうこともあります。(ちなみにchottoのユーザ様の中には、そのような制作会社さんとのやりとりに困って乗り換えられた方も少なくありません。)

何よりも本業の忙しい合間をぬって、修正内容をいちいちメール等で文章にして伝えるのは結構面倒な作業ですよね。

それなら、自分でスキマ時間を使ってサクッと更新出来る方がスピード感もあってストレスフリーなホームページ運用ができるはずです。

実はホームページのデザインよりも内容の方が大事

スマホでネットを使う人が大半になってきた今では、小さいスマホの画面でホームページを見る機会が増えてきたため「デザインで魅せる」ことが難しくなってきています。

必要最低限のデザインさえ出来ていれば、あとは「どんなキャッチコピー」で「どんな内容」を乗せたら見込み客となる生徒さんや保護者さんに伝わるか考えていくことのほうがよっぽど重要です。

しかも、コンテンツの内容を考えて更新していく作業であれば、自分ひとりでも十分改善していくことができます。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

学習塾や個人塾のホームページはテンプレートで十分だと僕が思う理由

「SEO対策で上位表示」を真に受けないように

未だに制作会社さんの中には「SEO対策で検索エンジンの上位に表示させます」と大々的に謳っているところがありますが、あまり真に受けないようにされることをオススメします。

一昔前ではあれば検索エンジンの裏をつくような方法で一時的に検索結果の上位に表示させることも可能でしたが、検索エンジンの精度が向上した現在ではそのような方法は全く通用しなくなっています。

そのため、SEO対策でもっとも効果のある施策として「ページ内容(コンテンツ)の充実」が挙げられます。もっと分かりやすく言うと、見込み客となる生徒さんや保護者さんが知りたい情報をホームページ上で発信していくことになります。

塾の特徴や料金などもそうですが、「2024年◯◯大学の入試対策」といった受験対策や勉強法などの情報についてもブログ記事などを通して少しずつ発信していくことが重要になってきています。

まとめ

ホームページを作るとなると制作会社に頼んだ方が集客効果のあるホームページ出来るだろうと思いがちですが、ホームページは公開してから本番であり、少しずつコンテンツを修正したりブログ記事などを投稿していくことの方が大切です。

それなら、初期費用を抑えて自分でホームページを育てていくほうが結果的に集客に繋がるホームページが作れると僕は思います。